明石原人

2006.5.25明石原人

船橋で開催される演劇鑑賞会に年6回行っている。
今日は劇団民藝の「明石原人」。実在する考古学者直良信夫氏と、夫を全力で支える妻の物語だ。
学歴の無い考古学者が、学者世界でなかなか認められず、発見した人骨も認められなかったエピソードや、太平洋戦争中は一見時代と関係の無いようみ思われる考古学も、大きく戦争の影響を受け研究を断念する学者も多かったことなど、知らなかった事実も多かった。日本は天照大神が作った神の国という事にしていた戦時中、何万年前に原人がいたなんて事はタブーだったそうなのだ。あの時代、ありとあらゆることが真実を言えかったのだと改めて思った。どうかそんな日が二度ときませんように。「洋犬禁止」なんて日が来たらどうしたらいいのだろう
と、話が逸れたが、作品のテーマは夫婦愛日色ともゑ演じる妻、音は時に慰め、励まし、怒りながら夫を愛し、支える。私には出来ないかも〜。
随分いろんな劇団のお芝居を見てきたけど、民藝は流石レベルが高い日色ともゑもイイ。
ちなみに観劇前におすし食べてビール飲んだせいか、一緒に行った義兄はかるーくいびきかいてました。やっぱビールは観劇の後にするべきか?もっとも後にもアイリッシュパブでギネスの生、飲んだけどさ〜