今更セカチュー→予想通り

2006.1.23セカチュー

腰は大分よくなりました。今日はやっと病院まで(徒歩7分ぐらい)歩いて行って来ました。先生に「あせらないように」と言われました。
ということで、病院以外は今日も家でじっとしてました。
で、今更、ホントに今更で恥ずかしいのですがセカチュー読んでみました。ブックオフで100円で売ってたので前に買ったんだけど、そのままになってたんですねぇ。1時間半ぐらいで読めました。まぁ、だいたい予想通りでした勿論、泣きましたよだって、恋人が死んじゃうシーンですから、私の場合必ず泣きます。どんな本でも。いい話ですよ。でも、号泣するほどではないし、あんなブームになるほどでも。ストーリーも目新しくもないし、人物の描写も飛びぬけていいわけでもない。多分、売り方とタイミングとターゲットが上手くマッチしたんでしょうねぇ。で、私はターゲットではないんでしょう。でも、こういう作品によってあまり活字を読まなかった層が、本を読むようになるというのは良い事かもしれません。若くて、まだあまり恋愛をしていなくて、親しい人の死も知らない、そんな人たちにはバッチリかも。
一番良かったのは、主人公の朔太郎少年のおじいちゃん。このじいさんの純愛が実は心に残ったりします。成就しなかった恋人の遺骨うんぬんってエピソードの方が、高校生の恋人が白血病っていうエピソードより私にとっては何か現実味があるというか、「ああ、じいさん、わかるよ。私もアポロの遺骨と混ぜて板取川に流してくれと誰かに遺言したいよ」おい、恋人が途中でアポロになってるが・・・犬馬鹿ってみんなこうかしら?