七人の侍

2005.12.1七人の侍

木曜は愛知淑徳大学で授業のある日。私は「映像文化論」という授業を受けています。
今期は黒澤明山田洋次。今週と先週は2回に分けて黒澤の「七人の侍」でした。
実はこれを見るのは3回目初めて見たのは確か大学生の時。家で一人で見ました。当時は古い洋画に凝っていて「邦画ネェ・・・」と思っていたのですが確か父に「七人の侍」と「生きる」は面白いといわれたような気がします。見てみたらこれが面白いのなんのって。邦画だし、苦手な時代物。だけど、迫力満点。えーっ、日本にこんな凄いのあったんだ!しかも1954年という大昔の作品なのに!と驚かされました。
2回目はつい最近。王様にもお勧めできる名作ということで一緒に見ました。いっくら名作でも王様好みのものとそうでないものははっきりしていて、これは絶対王様も楽しめるな、と思ったわけです。案の定!でした
で、今回3回目。大学では結構大きなスクリーンで見ることが出来るので、今までにないさらなる迫力を感じることが出来ました。特に後半の戦闘シーンの迫力たるや!流石、世界の黒澤です。そして志村喬宮口精二の渋い事。三船敏郎の若々しい演技も新鮮。ああ、娘の三船ミカはあんなんでいいのかね三船の名が泣くぞ。中途半端にテレビになんか出ないほうがいいのに・・・しかも夫はあんなだし。