酒のほそ道

2005.3.22酒の細道

私たちの愛読書にラズウェル細木という人の書いた「酒のほそ道」という漫画があります。酒飲み漫画と言うか、グルメ漫画とはちょっと違う感じです。主人公の岩間宗達というサラリーマン(多分20代後半〜30代前半、独身)は年がら年中365日、朝から晩までとにかく「いかに旨く酒を飲むか」ということを考えている男。(どこかの夫婦と同じじゃないか)その「旨い酒」と「いつまみ」が毎回テーマ。いわゆるグルメ漫画と言うと「美味しんぼ」が有名で、勿論読んでるんだけど(持ってます)でもあれに出てくる「美味しいもの」って庶民には入手不可能なものが多い。調理法も非現実的だったりうんちくがうるさかったり。それに比べて、「酒の細道」はテーマが凄く身近。居酒屋のおしんこが意外に旨かった話だったり、どじょう屋でネギと出汁ばかりおかわりする話だったり。時々「簡単で美味しいつまみのレシピ」なんかが出ているのもなかなかイイ。酒飲みの皆様にはお勧めの漫画です。勿論、酒飲みでない方も楽しめますが。