東野圭吾「幻夜」

本

昨日、東野圭吾の「幻夜」を読み終えた。これを読むに当たっては、是非「白夜行」を読み直してからにするべきだとの王様のアドバイスのとおりに数年前に読んだ「白夜行」をまず読み、その後で「幻夜」を読んだ。いや〜、東野圭吾やっぱりいいね。彼の作品にはまずはずれがない。多分「好きな作家」ということでは、篠田節子の方が好きなんだが彼女の場合「イマイチ」の作品もある。東野圭吾の場合イマイチの作品はない。中でもこの「白夜行」と「幻夜」のシリーズは凄い迫力と緻密な表現で読むものの心を揺さぶる。
凄い小説って読み終えたあとドッと疲れるというか、脱力感というか、夢から覚めたというか、映画を見終わった後より消耗してる。でもこの充実感はたまらない。図書室の方にもアップしますが(なるべく早く)この2冊、お勧めです。2冊続けて読んでください。是非。

女王様と王様のフリースに顔をうずめて寝るアポロ。うーっ、かわいい(馬鹿)。二人のにおいのついたフリースで安心して寝てるのかと思うとたまらないかわいさです。これがまさに「萌え〜」ですかね?!