すみ先生に届く腫瘍学会専門誌パンフ

2013.7.10joncol

数か月に1度、私宛に獣医学の専門誌のパンフレットが届きます。あて先は「○○すみ先生」。言うまでもないけど私は先生じゃございません。あ、一応教員免許はもってるし、塾の先生とかやったり教育実習もやったし、家庭教師もやったけど、どう考えても獣医ではありません
なぜこんなものがこんな宛先で届くのかというと、かつてここから出版されている「小動物腫瘍臨床誌」を購入したから。アポロが7歳で肥満細胞腫という悪性腫瘍になったときに、同じ病気で戦っているお友達に勧められて購入しました。獣医が読む専門誌なので、理解できない部分も多かったのですが、アポロがどの辺のステージなのか、なんとなくわかったのと、なんかお守りを持ってるぞ!私は素人じゃないんだぞ!肥満細胞腫と戦うぞ!みたいな心強さがありました。幸い、アポロの肥満細胞腫は早期発見で、外科的手術で再発もなく、結局は10歳の時にもっと悪性度の高い「血管肉腫」という悪性腫瘍で亡くなりました。
その時の購入以来、時々この専門誌の案内が届きます。この「小動物腫瘍臨床誌」も新刊が出てるようで、今回の新刊は「肥満細胞腫2012」でした。前に買ったのは「肥満細胞腫2006」だったので6年で新刊がでるほど肥満細胞腫の研究は進んでるってことかなと思います。一方、「血管肉腫」は出る様子がなく…研究が進んでないのかなーと思われ、残念です。前に獣医さんに聞いたことがあるのですが、動物の悪性腫瘍でも、研究がどんどん進むジャンルとあまり進まないジャンルがあるようで、血管肉腫はあんまり…だそうです。人間の方の研究が進むとその腫瘍の動物バージョンも研究が進むそうです。今のところ、この専門誌を買う必要はないし、この先もその必要はない!と思いたいですが、でも「血管肉腫2013」が出るくらい研究が進むといいなぁと「すみ先生」は思ってしまいます
私、生まれ変わったら獣医になるかな?いや…動物の死に立ち会う事が多い仕事は無理か…。弱いなぁ、私。え?その前に獣医学部に入る学力ねぇじゃんって?とほほ。
こんなパンフが届きます。ピンボケですが。

ね、「すみ先生」でしょ?