地震の時、私は・・・。

2011.3.11地震

遅れましたが、東日本大震災当日の私たちの事を。少々長文です。
3月11日金曜日、王様は一泊二日の人間ドック。私は日帰りの健康診断でした(同じ日になったのはたまたま)。チェルシーは留守番させて、私は「千葉県済生会習志野病院」へ。王様は千葉市内の別の病院へ。
私は、午前中で終わったので、帰りに病院の近くの「パティスリーヨコヤマ」でケーキ買って、生協で食料品買って、午後1時過ぎに帰宅した。ケーキは「後でチェルシーと一緒に食べに来るからね〜。」と帰りに実家に置いて行った。
家に帰って、朝ごはん抜きだったから昼ごはん(チキンラーメンを食ったら、ちょっと眠くなった。タツチェルシーうたた寝。「3時になったら実家にケーキを食べに行こう」「あー、今日コーヒー飲んでないなぁ。飲みたいなぁ。実家でケーキと一緒にコーヒー飲ませてもらおう」と思いつつ寝てた。
うたたねから目覚めて、もうちょっとしたら実家に行こうかなーと思いながらパソコンをいじってたその時。ぐらーっと来たのでした。
NHKをつけたんだけど、思ったより揺れがでかい。やばい、テレビ倒れる!チェルシーは「なんかー?揺れてる?」みたいな顔で立ち上がってるので、こっちに呼んで右手でチェルシーの首輪、左手で46インチの液晶テレビを押さえた。テレビ、ちゃんと固定しとけよ、私。
揺れはなかなかおさまらず、「ううむ、大地震のとき、テレビとか押さえてちゃいかんのだろうなぁ」と思いつつ、「けど、テレビ壊れたら痛すぎる・・・」と、そのまま揺れがおさまるのを待ったのでした。なんかガチャンとかドタンとか家の中で色々音がしてるし。
でも、揺れがおさまったところで、ツイッターで「まだ揺れてる」とかつぶやいてる私。意外と冷静なのか、逆に変になってるのか。
余震が酷くてもう1回テレビ押さえたっけ。2階のテレビは固定してて本当に良かった。1人で1階と2階のテレビ両方は押さえられん
本棚から本が飛び出したり、物が落ちたりしてたけど、壊れたのはダイソーで買った200円のシャンパングラスと、大きい四角いお皿、ニトリのお茶碗、王様と私のお茶漬け茶碗の5点。食器棚の中でグラスがいっぱい倒れてたけど、幸いバカラとかは割れず。お皿と茶碗はね、食器棚の扉が開いてたんだわ。ちゃんと閉めてればもう少し被害が少なかったかも。
ツイッターで、「風呂に水ためるように」とお友達から言われ、あわてて風呂に水を入れた。余震の続く中、「あー、コーヒー飲みたい。やっぱりさっき飲めばよかった。」とか「最後の食事がチキンラーメンってどうよ。」とか色々考える私。
揺れがおさまった頃、姉が様子を見に来てくれた。「実家から電話来ないなー」と思ってたんだけどかからなかったそうだ。近所で良かった。近所のお友達のsachiさんも「大丈夫〜?」って来てくれた。
余震がまだ続く中、私は実家に。親が心配ってのも少しあったけど、さっき置いてきたケーキ食べないと!!と。だって〜、ヨコヤマのケーキたまにしか食えないんだもんっ!姉と母と3人でケーキ食べました。母は母で、「避難するならケーキ持って逃げないと」と言ってたらしい。どこまで食いしん坊な親子なんだか
王様は病院で検査が終わって、宿泊予定の千葉のホテルのチェックイン時間待ちだったそう。携帯は通じず、ツイッターでやり取りして、「帰らずに予定通り翌日の検査も受ける」という事に。電車も通ってないのに徒歩で帰ったりして何かあっても困るし、こっちは大丈夫と返事をした。
夜はチェルシーと2人だったけど、ツイッターで始終王様とは連絡取あえたから安心だった。いつもはサークルで1人で寝かせるんだけど、チェルシーと一緒にリビングで過ごした。こういう時はどうでもいい漫画でも読もうと王様が買って来た「Heaven」を読む。「動物のお医者さん」の佐々木倫子のね。やっぱ面白いな。心配なのでテレビはつけっぱなしでコタツで寝た。一晩中、揺れていた。不安だったけど、漫画面白かったしチェルシーと一緒だから大丈夫。1人ぼっちだったら怖かったと思う。ずっとチェルシーをなでながら寝てた。
割れちゃったダイソーのグラス200円。

高価ではないけど割と気に入ってた大皿。

実はお茶漬け茶碗が一番高かった。(といっても1600円ぐらい)

全く動じていないチェルシー

大あくび。