本2冊

2010.7.21チェルシー

図書館の本が、ずっと延滞になってて、やばかったのであわてて今日2冊読了した。
チェルシーが来た翌日に、「本も読めない、録画したドラマも見られない!」とぼやいたけど、一週間経ったらウチに慣れたのか、チェルシー昼間は良く寝ている。意外と本も読めるし一緒に昼寝も出来る。外出は相変わらずドキドキ。サークルに入れて留守番させると、たいがいうんPして、そんで3分の1くらい食ってる。食うなっ!ほんの30分ぐらいの時間なのに。
それはさておき、今日読了した本の話。
一冊は伊坂幸太郎。「オー・ファーザー」。私の中ではほとんどの作品が高評価の伊坂幸太郎だけど。これは割と小粒な感じでした。人物やストーリーは軽妙で楽しいんだけど、独特の伊坂ワールドと違う感じ。面白いけど伊坂幸太郎じゃなくても書けるんじゃない?という辛口評価です。
もう一冊は重松清。「きみ去りしのち」。もう、タイトルで悲しいっぽいけど、それもあるんだけどそれだけじゃない、なかなか読み応えある作品でした。簡単に言うと、1歳の幼い息子を亡くした男性と、前妻との間に出来た15歳の娘の旅の物語です。失ったもの、後悔、失いつつあるもの、そして決して無くならないもの。そんな色々なものが、様々な人との出会いの中で描かれています。いくつかの短い物語でひとつの作品になってるので、読みやすく、そしてある程度の重量感もあります。さすが重松清、と思える作品でした。
今、借りてるのは篠田節子と柴田よしき。両方とも好きな作家ベスト5に入るので、楽しみです。今度は早めに返しましょう。
写真はこの日のチェルシー

このデニムの枕(?)はアポロに昔私が作ってあげたもの。あんまり喜ばなかったのか、綺麗なまま残ってました。
その時の話はここに。
http://queensumi.himegimi.jp/housekibako/apollo%20goods.htm

アポロが使ってた大理石のひえひえプレートも使ってます。小さいので今は2枚で充分。