お墓参り&美術館&精養軒

2007.5.2精養軒

姉と上野に出かけた。
まずは鶯谷で下りて、谷中のお寺へ。私の実家のお寺は谷中の一乗寺。小さなお寺だけど、何だかほっとする感じ。あまりこまめにお墓参りをするタイプじゃないけど、まぁせっかく上野に来たし、一応父もここで眠っているし。お花を供えて手を合わせる。「アポロが長生きしますように」。あれ?お墓って寺や神社じゃないから願い事してもダメなのか?
目的のメインは、私の高校の恩師が出品している「モダンアート」の都立美術館での展覧会。昨年も同じぐらいの時期に見に行ったのだけど、先生は長い間私をモデルに使ってくださっている。20代の頃撮った写真をずーっと使っているので、絵の中の私はずっと20代。見る度、うれしいような恥ずかしいような今とのギャップにがっかりするような複雑な気持ちになった。が、今年見てみると、ついにお役ご免(?)になっていた。もしや、去年来たとき先生にお会いしたので、久しぶりに私を見て、「いくら何でも本人とのギャップが激しすぎて、嘘を描いてるようで後ろめたい」とでも思ったのか?まー、ずいぶん長かったから仕方ないか。ちょっと寂しいけど。
その後で、上野精養軒http://www.seiyoken.co.jp/で昼食。ここにはちょっと高めの「グリル・フクシマ」とカジュアルな「カフェ・ランドーレ」がある。今日はランドーレの方。「牛フィレ肉のチーズパン粉焼き、海老・帆立貝のパブール、香草入りクリームソース」のランチセット。スープとサラダ、パン、コーヒーで2100円柔らかく上質のお肉なのだけど、どうしてチーズパン粉焼きなのかなー、と思う。まぁ好みの問題だけど、ちょっと安っぽい感じになっちゃう気がする。あと、付け合わせに付いてるパスタね。私コレが好きじゃないの。これも安っぽい。まぁ、老舗の洋食屋だからかな。まぁ2100円は決して高くはないとは思うけどね。もっとも、今日は実家の母に「墓参りの花代」と称して10000円もらってるので、自分の財布は傷んでないから何も言えないが。
お店は開放感もあり、窓からの眺めも良く、従業員もちゃんとしてるし、気持ちは良かったです。