風邪のおかげで

2005.11.25ホットレモン

火曜からずっと殆ど家を出ずにすごしてしまった。
おかげでココのところご無沙汰だった読書熱に火がついた。この4日で「悪党たちは千里を走る」貫井徳郎「容疑者Xの献身」東野圭吾を読み終えた
悪党たち」のほうは、一気に読めるユーモアサスペンス(って表現が古いか?)でも、結構ほろりとさせるところもあり、特にラストのところなど私の心をくすぐる。ちょっとネタばれしちゃうと、「悪党たち」はお金持ちの家からワンコを誘拐して身代金を要求する計画をたてるのだが、身代金は1500万。ええ、払いますとも。家を売ってでも貫井徳郎、いいところに目をつけたね。私も前から思っていたよ。罪も軽そうだし、犬じゃぁ証言できないし。ホンモノの悪党がこの犯罪に気付かない事を祈るよ・・・。
容疑者X」の方は切ないエンディングでした。注意深く読んでいれば気付く矛盾に気付かなかったので、なるほどねーと思わされてしまいましたが、トリックより犯人の心の痛みというかそういうものに感じるものがありました。
とここまで書いて、こんなに書くならさっさと図書室やれよ〜と天の声が・・・

上の写真は3日間お世話になったホットレモンドリンク。こんなの普段は買わないけど具合が悪いとやけにこういうのが恋しい。
アポロもちょっと心配そう?なわけないか・・・