直訴!

2007.2.21助かりました大賞

21日は某フリーペーパーのお手伝で、東京會舘に出かけた。
去年1年の新製品の中から、フリーペーパーの読者が選ぶ「助かりました大賞」の授賞式の手伝いだ。
全国の主婦の投票で選ばれた賞で、知らなかったけど結構大がかりな授賞式、立派な賞らしい。式には、各メーカーの開発担当者がちゃんと出席していた。主な受賞商品は、カゴメ「紫の野菜」資生堂TSUBAKIなどなど。私はこの授賞式に読者代表の30名の主婦として出席し、主な仕事は授賞式の後の立食パーティで、メーカーの人と話をするという、お食事付きのおいしいお仕事だった。
ここに出席していたのが、ダイエーの会長林文子氏。へぇ、偉い人が来てるモンだなぁと感心していたのだが、ふと「これってスゴイチャンスか?」と考えた。
会長は私たち主婦の方に来てくれて、「主婦の声による賞というのが、すばらしい」としきりに言っていた。彼女も主婦のひとりとして、目線が私たちに近のかもしれない。
で、流通のトップと直で話を出来る機会なんて多分もう無い、と思った私。こんなところで会長に何か訴えるのは失礼か?でも、訴えるのはタダ!言わなきゃ何も始まらない。いったい何を言えばいいか??ちいさい脳みそフル回転で考えやっぱり、短時間でわかりやすいのは毛皮か?と思い、会長の周りに人がとぎれるのをずっと待った。タイミングを見て、近寄って、「お願いがあります」と話しかけた。かなり緊張していたので、要領を得ない説明だったかもしれないが、中国での毛皮の生産の実態を簡単に話し、売る側も考えてほしい旨を伝えた。「それは知らなかった。調べて、検討する」というようなお返事をもらえた。まぁ、私ひとりの発言で、急にダイエーでリアルファーの販売が無くなるとは思えない。でも、会長に直接訴えられる機会なんて、すごく貴重だ
昔はこういう性格じゃなかったんだけど、事、動物愛護の話になると「つかんだチャンスは逃がさない、タダでは帰らない女王」と化のであった。
ちなみに、東京會舘のオムレツとローストビーフとカレーは旨い。立食の料理ってイマイチっていうイメージだったけど、そのイメージを覆すおいしさ。
おいしい料理も食べて、ダイエーの会長に直訴できて、一応日当ももらえるんだから、有意義なお仕事だった。